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アルファルファペレット

  1. 原料

    アルファルファヘイを刈り取った後天日乾燥し、粉砕して直径6mm程度のペレットに加工したものです。 単味飼料だけでなく配合飼料原料としても広く使用されています。

  2. 生産地

    カナダ、アメリカ、ヨーロッパ等です。

  3. 製造方法

    上記の通りアルファルファヘイを乾燥、粉砕してペレット加工しますが、乾燥方法の違いによって天日乾燥(サンキュアード)機械乾燥(デハイドレイテッド)があります。

  4. 日本の輸入量

    約8万トン(2016年)です。

  5. 荷姿

    本船に他の副原料と一緒に積み合わせて輸入される場合と、コンテナで輸入される場合がありますが、輸入時にはバラがほとんどであり、国内で注文に応じて袋詰め等されます。

  6. 品質

    成分的には、粗蛋白質が高く、カロチンやビタミンEが多く含まれています。 βカロチンは動物の体内に取り込まれるとレチノール(ビタミンA)に変化します。 さらに、卵の色を引き立たせるキサントフィルも多く含まれているので、鶏用の飼料にも使用されます。
    ペレットのまま使用されるほか、国内で再粉砕したもの(アルファルファミール)が利用されることもあります。