安全・安心への
取り組み

工程管理

安全で高品質な畜産物を生産するために、配合飼料は欠かせません。配合飼料の原料となるとうもろこし、大豆かすなどをコンピュータ制御された製造工程で配合し、品質と安全性に優れた“くみあい配合飼料”をお届けしています。
これからも、品質確認はもちろんのこと、これまで積み上げてきたノウハウを活かし、品質と信頼の向上に挑戦していきます。

配合飼料の製造工程図

製造工程図 工程1:原料受入 工程2:原料加工 工程3:配合 工程4:二次加工 工程5:二次混合 工程6:包装・出荷

図中の工程をクリックすると、各工程の詳しい説明を表示します。

この工程図はあくまで製造工程を簡略化して表したものです。実際の製造設備とは異なります。

工程1原料受入

原料受入

とうもろこしや麦などは大型船でサイロ会社に搬入され、工場へ直結したコンベアラインやトラック等で受入を行います。その他の原料は、トラック等で工場内へ搬入されます。
原料は品質チェック後、受入を行います。

船からの原料荷降ろし作業
トラックによる原料受入
消毒体制

工場へ搬入する全ての車両は消毒ゲートで入念に消毒を行います。

消毒ゲート

工程2原料加工

粉砕

とうもろこしや麦など粉砕が必要な原料は、粉砕機で粉砕します。その後、ふるい機で粒度ごとに分別されます。

粉砕機
圧ペン

蒸気で蒸してフレーク状に加工します。加工後はアルファー化度が上がり、消化吸収や嗜好性の向上が期待されます。

圧ペン機

工程3配合

計量

配合割合に応じて、原料を正確に計量します。それらの制御はコンピュータにより一括管理され、中央制御室のオペレーターによる監視を行っています。

中央制御室
混合

計量された原料は、ミキサーで均一に混合されます。混合された製品は品質チェックを実施し、次の工程へ送られます。

ツインパドルミキサー

工程4二次加工

ペレット

配合飼料を微粉砕して蒸気を加え、円柱状に成型します。

ペレットマシン
エキスパンダーペレット

蒸気と圧力を加え、消化吸収を向上させるエキスパンド加工を施した後、成型します。

エキスパンダー
クランブル

ペレットを粗く砕いたクランブル加工もあります。ひなへの給与やリキッドフィーディングに適しています。

工程5二次混合

混合

圧ペンおよびペレットと原料(工程3で混合したものを含む)を再度混合します。嗜好性向上のため、糖蜜などの液体原料を添加することもあります。

カットブレンダー
ドラムミキサーによる混合

工程6包装・出荷

出荷はバラ出荷をはじめ、トランスバッグ、紙袋包装などお客様のニーズに合わせた様々な形態があります。

バラ出荷

製品タンクから計量しバルク車へ積みこみ、生産者へ配送されます。多くの製品がこの方法で出荷されています。

バラ出荷
トランスバッグ

専用の充填装置で配合飼料をバッグに充填します。容量は500kgや1000kgがあり、中継基地や一部の生産者へ配送されます。

トランスバッグ充填
BHK

主に中継基地への配送に用いられるFRP等でできたコンテナです。トランスバッグに比べ、配合飼料の配送が容易なのが特徴です。

紙袋

20kgごとに紙袋へ充填されます。計量・ロット印字・袋口縫い・重量チェック・はい付けまで自動化されています。

配合飼料の製造工程

工程1原料受入

工程2原料加工

工程3配合

工程4二次加工

工程5二次混合

工程6包装・出荷