謹んで新春のお慶びを申しあげます。

旧年中は格別のご愛顧を賜りまして厚く御礼申しあげます。

昨年は、新型コロナウイルスの感染拡大とロシアのウクライナ侵攻の長期化で畜産業界も我々も大きく影響を受けた一年でした。

原油の高騰、円安情勢等が重なり、日用雑貨から食料品に至るまでいろいろな商品が値上がりし、日常生活に多大な影響を与えています。そして我々の主力商品である配合飼料も例外ではありません。

飼料価格は、令和2年より値上げ情勢が続いております。直近では少し円高に振れた影響を受けて軟化傾向にありますが、燃料費・資材費・配送費・労賃などの値上がりもあり農家の規模縮小や廃業への影響は依然として懸念されます。

今後、新型コロナウイルスの感染が落ち着き、経済が本格的に再始動していくと予想されますので、畜産物相場の今後の動きにも注意が必要となっています。

こうした環境の中で弊社は主要販売物である配合飼料の価格を少しでも値下げできるよう、コスト削減を心がけなければならないと考えております。また、生産効率の引き上げにつながる原料の発掘、技術の研鑽にも努力してまいります。

新型コロナウイルスの感染、ウクライナ情勢の収束が見えない状況が続きますが、畜産農家の皆様に安心安全な配合飼料を安定供給すべく、ＪＡ・経済連・全農（県本部）・系統関連会社と緊密に連携し、畜産物の生産性向上、畜産基盤維持・拡充、コスト低減等の取り組みを役員社員一丸となって取組み、生産者の皆様の経営安定に寄与していく所存でございます。

どうか本年も変わらぬお引き立ての程よろしくお願い申しあげます。

最後になりましたが、畜産生産者の皆様のご健康とご多幸をお祈り申しあげます。