謹んで新春のお慶びを申しあげます。

旧年中は格別のご愛顧を賜りまして厚く御礼申しあげます。

昨年、豪雨被害により熊本県を中心に九州全域に甚大な被害を受けられた皆様におかれましては、謹んでお見舞い申しあげます。

さて、昨年は年度当初より新型コロナウイルス感染拡大というこれまで経験したことのない事態となり、社会情勢も畜産業界の環境も大きく変化した一年となりました。

国内の畜産相場は、外食産業の需要回復、インターネット販売の拡大による家庭内消費回復もあり、ブロイラー・豚・和牛は回復の兆しもでておりますが、鶏卵相場は依然低迷するなどたいへん厳しい環境が続いております。

一方、配合飼料は、直近では主要原料の作柄悪化や在庫率の変化の影響や、アジアを中心とした穀物の需要増などが加わり、飼料価格は今後も高止まりが続くものと思われます。

また、鳥インフルエンザの発生も続いており、今後の畜産業界において深刻な問題となっています。

依然として新型コロナウイルス感染拡大の収束が見えない状況は続きますが、弊社は、畜産農家の皆様に安心安全な配合飼料を安定供給すべく、ＪＡ・経済連・全農（県本部）・系統関連会社と緊密に連携し、生産性向上に向けた取り組みの強化、畜産基盤維持・拡充、コスト低減、防疫対策強化等役員社員一丸となって取組み、生産者の皆様の経営安定に寄与していく所存でございます。

どうか本年も変わらぬお引き立ての程よろしくお願い申しあげます。

最後になりましたが、畜産生産者の皆様のご健康とご多幸をお祈り申しあげます。