粗飼料・単味飼料 サブメニュー
魚から油脂を分離した残りを乾燥したものを魚粕といい、これを粉砕したものを魚粉と呼んでいます。
粗蛋白質の含有量によってFM65%、60%等の規格に分けられています。
魚全体を原料として製造される身粕、缶詰工場から発生する加工残渣および市場・魚屋などで発生する頭・骨・内臓などを原料とする荒粕に分けられ、これらの粕及び輸入魚粉を配合して製造したものは調整魚粉と呼ばれています。
現在、魚粉は製造する際に発生するフィッシュソリュブルを吸着して製造されたホールミールと呼ばれるものが中心になっています。
蛋白質は必須アミノ酸のバランスが良く、特に植物性蛋白質に不足しているメチオニン・リジンの含有量が多く、ビタミンB12・リボフラビン・ナイアシン等のビタミンB群も豊富に含まれています。
鶏用等に単味飼料・配合飼料原料として利用されています。