粗飼料・単味飼料 サブメニュー
アルファルファヘイを刈り取った後天日乾燥し、キューブ状に圧縮成型したものです。
アメリカ北部(ワシントン州、オレゴン州)、アメリカ南部(カリフォルニア州、ネバダ州、ユタ州)、カナダ(アルバータ州、サスカチュワン州)が中心です。
圃場で刈り取ったアルファルファヘイを、一旦大きなベールにして保管した後、工場でキューブを製造する方式が大半です。
キューブの成型はキュービングマシン(キューバー)といわれる固形化機械で行われます。
その後乾燥され、保管、コンテナ等への積み込みされます。
約15.6万トン(2016年)です。
流通形態は、海上コンテナによるバラ積みが一般的ですが、産地で袋やトランスバッグに詰めた状態での輸入も可能です。
キューブ中の葉と茎の比率により、色と硬さが異なります。 葉の割合が多いものは、濃い緑色で硬く、茎の割合が多いものは、淡い緑色でくずれやすい傾向があります。
一般的にアメリカ南部は鮮やかな緑色、アメリカ北部やカナダ産は濃い緑色です。
取扱いが容易なため、蛋白源として育成・搾乳牛に利用されます。 ただし粗飼料としての物理的な効果は低いです。
粗蛋白質、βカロテン、カルシウムの含量が高く、育成期から肥育前期に給与されます。 ただし粗飼料としての物理的な効果は低いです。
大きさが22mm×22mmと、従来のヘイキューブ(40mm×40mm)に比べて小さいキューブです。
かつてはカナダ産が主流でしたが、現在は米国産が中心です。