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親子で学ぶちくさん(家畜の生産過程)

乳牛の一生

乳牛は、いつからお乳を出すのかな?

乳牛は子牛を生んで、初めて牛乳を生産するようになります。そのため、生まれてから約24ヵ月齢で、最初の分娩を迎えるように管理されるのが一般的です。

子牛が母牛のお腹で育つ期間は10ヵ月ですから、性成熟(お産ができる体)に達する14ヵ月齢頃には交配し妊娠させます。乳牛は子牛を生んでから約10ヵ月もの間、牛乳を出し続けます。

その後も平均13~14ヵ月ごとに分娩を繰り返し、牛乳を生産していきます。
牛乳の生産量が減るなど、乳牛としての価値が落ちる5~6年齢頃に、肉用として出荷されます。

乳牛の一生1
乳牛の一生2
乳牛の一生3
乳牛の一生4
乳牛の一生5

哺乳期間

生まれてから離乳まで(およそ6~8週齢まで)は、代用乳を給与します。この期間を哺乳期間と呼びます。

哺育期間(6~8週齢)

離乳後、人工乳を給与する約3ヵ月間を言います。

育成期(3ヶ月齢~)

3ヵ月齢から分娩するまでを育成期と呼びます。経済的には24ヵ月齢で分娩することがよいとされています。妊娠期間の10ヶ月間を考えて、14ヵ月齢までに人工授精などで受胎させる必要があります。

人工授精とは

雌牛が妊娠しやすいときに合わせて、人工的に種付けをすることを言います。乳牛の場合、人工授精による妊娠がほとんどです。2産目以降は、泌乳最盛期に次のお産に向けて受精させます。

こんなに餌を食べて大きくなるよ

乳牛は体重600kgもの体を維持するのと、牛乳をたくさん生産するために、栄養を十分にとります。乾牧草などの粗飼料と、穀物類などの濃厚飼料を、体の状態に合わせて組み合わせて与えます。

分娩後のサイクル

泌乳初期(分娩後0日~50日)

分娩後から50日目までを言います。泌乳量は徐々に増加していきます。はじめの1週間くらいは、免疫抗体などを含んだ初乳を出します。

泌乳最盛期(分娩後51日~100日)

最も泌乳量が多い期間で、1日に搾る牛乳はざっと1リットルパック50本分にもなります。この時期は牛乳をたくさんつくるので、食べる餌の量が追いつかずに体重が減少します。

泌乳中期(分娩後101日~220日)

徐々に泌乳量が下がりはじめますが、それでも1日に1リットルパック30本分の牛乳が搾れます。食べる餌の量と栄養バランスがよくなるので、体重は徐々に増えます。

泌乳後期(分娩後221日~305日)

乾乳(お乳を絞らない)するまでの期間を言います。泌乳量は低下し体重が回復していきます。太り過ぎに注意します。

乾乳期(分娩後306日~)

赤ちゃんを生む前の時期です。お乳を搾らずに体を休ませて、次のお産に備えます。

ちくさんクラブ21 NO.26より出典



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