飼料・畜産情報

乳牛の一生

乳牛は子牛を生んで、初めて牛乳を生産するようになります。そのため、生まれてから約24ヵ月齢で、最初の分娩を迎えるように管理されるのが一般的です。

子牛が母牛のお腹で育つ期間は10ヵ月ですから、性成熟(お産ができる体)に達する14ヵ月齢頃には交配し妊娠させます。乳牛は子牛を生んでから約10ヵ月もの間、牛乳を出し続けます。

その後も平均13~14ヵ月ごとに分娩を繰り返し、牛乳を生産していきます。

牛乳の生産量が減るなど、乳牛としての価値が落ちる5~6年齢頃に、肉用として出荷されます。

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