飼料・畜産情報

鶏の一生

卵や鶏肉をつくるための鶏たちは、卵を産む鶏「卵用種(レイヤー)」、肉を食べるための鶏「肉用種」、卵もたくさん産むし、肉づきもよい「卵肉兼用種」に大きく分けられています。

そしてそれぞれの目的によって飼う期間を決めています。これを経済寿命といい、鶏の本来の寿命にくらべるとかなり短くなります。

卵用種は、ふ化してから5ヵ月後くらいから卵を産み始めますので、その後1年から1年半ほど卵をとります。 だんだん卵を産まなくなるので、だいたい2年ほどで加工肉として出荷します。

鶏肉を食べるための鶏には、「ブロイラー」と「地鶏」がいます。ブロイラーは早く大き くなるので約2ヵ月後に出荷、地鶏は歯ごたえやうま味を出すためにおよそ4~5ヵ月後 に出荷します。

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